私利私欲を追求する資本主義の豚

合法的に儲かればなんでもいいと思ってる欲豚サラリーマンです.家畜と社畜の二足のわらじ履いてます

投資本を誤読する「ピーター・リンチの株の法則」

本書では前書きの部分にピーター・リンチが何故マゼラン・ファンドのマネージャーを辞めるに至ったかの経緯が書かれています。要するに、仕事が忙しすぎるので、一線を離れて家族と過ごす時間をもっと増やしたい、というのが主な理由。リンチ君の職業観について私は別にどうでもいいのですが、面白かったのはトルストイから引用したお話。

金持ちになりたがっている農夫の前に妖精が現れ、気に入った土地の周囲を自分の足で今日中に一周しなさい、そうしたらその土地を全部お前に与えよう、と言った。これを聞いた農夫は全速力でひたすら走り続けた。まず數平方マイルの貴重な農地を確保し、これを一生かけても耕せないほどの規模に広げ、さらに子どもや孫の代まで豊かに暮らせる規模にまで拡大した。さすがに汗だくになり、息も続かなくなってきた。もうやめよう、これ以上広げてどうするんだ。そう思ったものの、走るのをやめることはできなかった。自分の可能性を最大化しようとした農夫はとうとう力尽き、そのまま息絶えてしまった。

大変示唆に富むお話です。ここでわれわれ投資家が考えておかなければいけないことはただ一つ。

もし明日、この妖精が

俺のとこに来たらどうしよう!!

 

これはもう、焦りまくりです。ここで欲の皮が突っ張り、ロシア農夫のように死ぬまで走り続けては完全に二の舞。投資家たるもの、チャンスを確実につかむためには日頃の準備がものを言うのです。うん、名言らしいこと言った。

では現実的に、人は24時間以内にどれぐらい走ることができるのでしょうか?これはもう、格好のデータが提供されております。そう、24時間テレビで100kmマラソンやってるじゃん。DAIGOでもアンガールズでも走れたんだから100kmとか楽勝じゃね?

matome.naver.jp

テレビの放送は実際のところ25時間45分なんですがね。しかし、計算してみると時速5kmで歩き続けたとしても、4時間休憩入れて20時間で完走。そう考えただけでも余裕やんけ。そう考えたあなたは、、、甘い。

 

さらにググってみると、思いつきで24時間のマラソンに挑戦したブロガーさんがいらっしゃいます。彼は毎日が退屈という謎の理由で大阪で開催されたウルトラマラソンに飛び込みました。準備は3kmのジョギングを5回のみ。

www.yonosuke00.com

素人がいきなり100kmマラソンに挑戦するとどうなるか、よくわかります。体力以前の問題として、足のマメや関節が強烈に痛くなり、走るどころではなくなるのです。さらに男性の場合はタマ擦れが発生し、大事なところは真っ赤に染め上がるようです。そうか、DAIGOもこの痛みに耐えたんですね。すごいよ、DAIGO。ところで擦れたタマは誰かに軟膏でも塗ってもらったんでしょうか。誰に塗ってもらったんですかね?誰に塗ってもらったんですかね?誰に塗って・・・

結局ブログの彼は80kmで断念したようです。素人には想像する以上に辛いということがわかりました。妖精さんが現れたら、一般大衆としては30〜50kmを目標にすればいいんじゃないでしょうか。

 

そう考えると山手線一周40kmでいいじゃん、と思えてきます。実際に歩いた人は数知れず、早朝に出発すれば夜の9時には一周できるようです。なんだ、これなら楽勝。

 

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赤線内がすべて自分のものになる・・・すげーよ、妖精さんありがとう!!孫の代はおろか日本が存続する限り、一族郎党繁栄を続けるんじゃね?

 

本日の結論

不毛な想像に時間を費やすぐらいなら、他にやることはいくらでもある

 

それでは。